三島有紀子監督 前田敦子主演
『一月の声に歓びを刻め』
前田敦子映画にハズれ無し。
ということで、少し重たそうでしたが行ってきました。
第1部 カルーセル真紀さんの演技は彼女の人生が練り込まれていてよかったなぁ。
昭和のコクが刻まれたお顔と生き様からなる表情でグイグイ引き込まれました。
最後ブレイクするまでの抑えた日常の表情もたまりませんでした。
第2部 これ、必要だったのかなぁ。とは思いましたが、単体でいい話しでした。
第3部 観てるのも辛かった。でも、やはり前田敦子。
感情が噴き出す瞬間からラストシーンまで最高。
女優 前田敦子大好きです。
人生の、逃れられない傷から救われる物語。
でも、救われる。は結局自分が自分を救うしかない。
周りの人の優しさとともに自分で乗りこえる。
折り合いをつけるということでもありますね。
ラストシーンよかったなぁ。
彼女はいつかどこかで聴いて、素敵だなぁって思った曲があって、でも、自分とは関係ないとあきらめて。
その曲をえがおで口ずさめるようになる。
監督自身の映画に救われたという感謝の表現がこめられた素晴らしいシーンだったなぁ。
あー思い出すだけで涙が出てくる(笑)
きになるひとにはなをおくればいいよ。
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